◯◯ A to Z Project (マルマル・エー・トゥー・ゼット プロジェクト)とは、アルファベットに見えるものを徹底的に集めるプロジェクトです。

このプロジェクトは、2008年12月に実行した「東京A to Z」からスタートしました。東京の名所、東京らしい場所、東京を語る上で欠かせない場所の中で、アルファベットに見えるものを探して一枚一枚写真に収めていくというものです。

○○(マルマル)にはテーマとなる言葉(主に地名)が入り、様々なシリーズが生まれています。ブログでは毎日新しいコンテンツを発表しています。

まとめるとこんな感じです。
■プロジェクト名:◯◯ A to Z 
「マルマル エー・トゥー・ゼット」と読みます。あらゆるもの、あらゆる場所をテーマにA to Zを集めていこうという意味からこんな名称になりました。
■内容:アルファベットのAからZの26文字、また「!」「?」「 . 」「 , 」の4つの記号に見える 写真を撮ること。
場合によっては、必要な文字、記号だけでもOKとしています。例えば「Happy」という文字のみを探して写真に収めるなどです。写真を撮影する対象は、なるべくストーリー性のあるものが望ましいというルールにしています。

言葉だけではわかりにくいので
例えば
当プロジェクト認定 東京AtoZ(Version1.0)
 
いろいろな文字を並べて言葉にしたり
 
こんな感じです。
たくさん集めているうちに、面白いことに気がつきました。
このプロジェクトの、いろいろな効能が見えてきました。
■効能
1.観察力,発想力,記憶力
(細かなところまで観察するようになる/今までと違った発想で、モノを色々な角度から見るようになる/印象に残るから忘れない)
2.企画力,編集力,計画力
(どんな写真をどんなテーマで撮ろうかという企画を考えるようになる/ストーリー性を考えて写真撮影の場を考えたり、撮った写真を取捨選択するのに編集するようになる/限られた時間等で写真を撮る際に、効率をよくするために計画する)
3.コミュニケーション
(自分で撮影したA to Zを組合わせて、言葉を作って誰かにプレゼントするとか/自分(相手)の好きな物、趣味をテーマに集めたA to Zを交換するとか…)です。
ま、楽しみながら写真撮れたらそれはそれで良いですね!
A to Zのパターンを考えてみると、以下のようになります。大げさにいうと公式ルールみたいな感じでしょうか。
■A to Zのパターン(A to Zの探し方)
・全てがアルファベットに見えるオブジェ

(例)札幌:さっぽろテレビ塔の「A」 など
・一部がアルファベットに見えるオブジェ (例)札幌:豊平館の「P」 など
・カメラは360°自由に回転させて撮影してもOK (例)札幌:狸小路商店街の「C」 or 「U」など
・何のアルファベットか確認できるように、
ズームアップして撮影してもOK
(例)札幌:さっぽろテレビ塔から大通公園を
見下ろした時の「P」など
・アルファベットの輪郭は、自分の感覚で判断してOK (例)札幌:前田森林公園の「B」など
・写真を撮る時の微妙な立ち位置を自分で探してOK  (例)札幌:前田森林公園の「B」など
・使用する際には文字に見える部分を切り抜いてOK  (例)札幌:ラーメン横丁の看板の「T」など
・人工的に(強引に?)文字や記号を自分の手で作り上げるには、それなりの理由が必要
*理由は、「A to Z」に見える物の、発見の難しさ&楽しさ&価値が半減してしまうので。
*判断は難しいですが、探せる物は探したいという考え方です。ただし、「それなりの理由づけ」があれば、それはそれで良いでしょう。
(例1)グアム:サンゴのかけらを使った「F」など 
(左)使える時間内に探した物の中で一番「F」に近かったもの(加工なし)
(右)黄色い円で囲んだ所は、別の小さなかけらを付け足したもの(加工あり)
もし仮に、もっと完璧に「F」の形に近い物を発見したら、それを新たに採用するという考え方です。
(例2) 大阪:たこ焼きを使った「.(ピリオド)」と「,(コンマ)」など
地域版の「A to Z」では、その土地ならではの名物等も使っています。大阪では、普通の球形のたこ焼きと、たこの足が乗っかっているたこ焼きを使い分けてピリオドとコンマを表現。コンマは人工的な感じですが、大阪の笑いのシャレという点もあり、またピリオドとセットで分かりやすいという判断です。 

大事なことは楽しんで探すということです。
なるべく文字を人工的に作らないで、見えた物を写真に撮るという考え方ですね。
ここまでお読みいただいた方、ありがとうございます。
ブログで色々なモノ、対象を発表していきますので、お楽しみ下さい。

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